当店で食材として使用する畑の野菜は無農薬で自家栽培しております。泉区の紫山に約300坪の畑を借り、馬糞堆肥で育てています。無農薬で栽培していますので、虫にかじられて見てくれが悪かったり、形が不揃いな野菜もありますが、安心して口にすることができます。
「テンペ」はインドネシアの大豆の発酵食品です。煮た大豆をテンペ菌で発酵させたもので、作り方は日本の納豆に似ていますが、臭みやネバネバはありません。大豆の風味はありますが、豆腐のようにほぼ無味無臭で、チーズのように固まっているのが特徴です。その形状から欧米では「ソイ ケーキ」「大豆のカマンベール」と呼ばれ、お肉の代わりとしてベジタリアンの方々に親しまれています。
テンペ自体に特徴的な味はありませんが、調理次第でどんな料理にも使うことができます。しかも固形なので好きな形に加工しやすく、料理の幅が拡がります。
大豆の発酵食品である「テンペ」は栄養面から見ても非常に魅力的な食材です。GABA(ギャバ)、抗酸化化合物、食物繊維などを豊富に含み、生活習慣病の予防や、更年期障害の改善、脳の活性化など様々な効能があります。
「畑の詩~ジャワの風~」では、前店の「山のカレー屋あい」様から引き継いだインド風カレーと、ジャワ人スタッフが調理する本場ジャワ料理の2種類をメインに提供しております。インド風カレーは小麦粉を使わず、リンゴやタマネギ、ヨーグルト等をベースにルーを作り、スパイスの旨味を味わっていただく、さらっとしたカレーです。対してジャワ料理・ジャワカレーは唐辛子にニンニク、ココナツミルクが基本ベース、これにテラシー(エビの発酵調味料)や香味野菜を合わせたコクのあるカレーです。